9月8日、備前市役所にて令和3年第4回定例会が開催され、市長吉村武司氏が補正予算について説明した。補正予算案は778万4,000円の追加で、感染症対策が盛り込まれている。これに対し、一般質問が行われ、市議会議員から多くの質問が投げかけられた。特に、新型コロナウイルス感染症対策や教育行政、公共交通についての意見が多く寄せられた。
新型コロナウイルス感染症対策に関しては、星野和也議員が「若年層のワクチン接種状況」や「医療行政について」質問。市長は、接種が順調に進んでいることを強調し、特に若年層に対してはワクチン確保の重要性を指摘した。
さらに、教育における小中一貫教育への取り組みが話題に上った。藪内 靖議員は、コロナ禍での教育現場の心のケアの重要性を訴え、教育行政が求める柔軟性について求めた。教育長は、スクールカウンセラーの活用や教育相談の充実を図ると述べた。
公共交通についても意見が交わされた。利用促進のため、備前市はパーク・アンド・ライドの概念を提案しており、地域での公共交通の利用促進に努める方向性が示された。