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備前市定例会、令和3年度予算案全て可決

令和3年度備前市の予算案が全て可決。市長は市民生活向上を強調、副市長も協力を要請。
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令和3年2月第1回定例会が開かれ、備前市の予算案が可決された。

この会議では、令和3年度備前市一般会計予算、国民健康保険事業、その他複数の特別会計予算が審議された。議案第1号は原案通り可決され、教育に関する重要経費が盛り込まれた。

議案の提出者である市長、田原隆雄氏は、予算案について説明した。特に、一般会計予算の概要に関して、教育分野への投資や地域振興施策が強調された。田原市長は「市民の生活向上を義務としている」と述べた。

一方で、議員からは議案第13号、令和3年度備前市水道事業会計予算に対する反対意見も上がった。中西裕康議員は、「水道事業に関わる不要な負担が市民にのしかかっている」とし、市が負担する苫田ダムに関する費用について問題提起した。

会議では、議案第2号から第12号までの11件も一括して採決され、原案通り可決された。さらに、議議員発議案による予算の透明性を向上させるための会議規則改正案も通過した。土器豊議員は「育児などの理由で欠席する場合の審査基準を明文化することが必要」と発言した。

市長選への準備が進む中、田原市長も今後に向けての方針を強調した。議会を通じての市民からの意見を今後の施策に活かしていく考えが示された。新型コロナウイルスの影響に対しても、「市民の生き方が変わる」ことに注力する方針が伺えた。市長は最後に、今後も持続可能な施策の具体化を目指すことを約束した。

この定例会では、議案が多く可決されたものの、反対意見も取り上げられ、今後の市政の進展が注目される。特に、水道事業に関する負担や、施策の対象となる市民への影響には、注意が必要だと指摘されている。

議会開催日
議会名令和3年2月第1回定例会
議事録
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