令和元年11月の第4回定例会では、備前市の市議会議員が様々な課題について質問を行った。
まず、1番の藪内 靖氏は、歯科検診について無料の制度の導入を提案した。市長の田原 隆雄氏は、歯科検診が健康増進に寄与することを強調し、歯科医師会との協議を進める必要があると述べた。
次に、ひなせかき祭についても意見が交わされた。藪内氏は渋滞問題について言及し、市長は渋滞緩和策を検討していると答弁した。
スローモビリティの導入についても意見があり、藪内氏は他の地区への拡大の可能性について質問。市長は、結果を見てからの判断を行いたいと述べた。
議会では市立病院についても議論された。藪内氏は病院の再編について、現在のニーズに合った病院としての在り方を問うた。市長は地域住民が安心して利用できる医療サービスの提供に努める方針を強調した。
また、川崎 輝通氏は水道施設の更新におけるDBO方式の導入について質疑を行い、建設部長からは経費削減の効果が期待されるとの説明があった。地球温暖化対策に対して市長は、市民が意識して取り組む重要性を強調した。
守井 秀龍氏は、災害対策と維持管理の問題を取り上げ、多岐にわたる具体策を提案した。特に、災害時における巡回や情報収集の必要性について訴え、さらなる対策の充実を求めた。
また、観光客誘致についても意見が述べられ、地域資源の活用による活性化の必要性が指摘された。吉永駅南口の整備計画については、近隣住民の意見に耳を傾けた上での検討が求められた。
さらに、子育て支援策についても多くの意見が集まり、待機児童への対策にはさまざまな提案がなされた。市長は積極的に人員確保や施設の拡充に努めていると答弁した。
このように、様々なテーマについて熱心な議論が行われた令和元年11月の会議では、市民の声を受けた具体的な施策を検討し、地域のニーズに応じて充実した施策を推進する姿勢が見受けられた。