備前市の令和6年2月29日、第1回定例会では、令和6年度予算案など重要な議題が審議された。
中でも、山本選手応援ツアーの計画が注目を集めている。\n市長の吉村武司氏は、親子での参加を促し、特に中学生や高校生に海外体験を重視していると強調した。また、2歳から11歳の子供も対象にしているため、未就学児を持つ家庭も参加できる形が考慮されている。
この流れの中、山本選手の活躍が市民の盛り上がりに繋がることを願っており、他の選手の応援も忘れない方針だという。近隣市での話題も含め、他のスポーツ選手についても公平に応援する方針が示された。
次に、人口減対策に関する討論では、宅地分譲事業の必要性が改めて強調された。市では、高齢者や若い世代が安心して住むことができる環境を整えるために、空き家の有効活用や地域の治安維持にも力を入れる方針を示している。
また、赤穂線の増便運動への取組が話題に上がる。JR岡山支社と連携し、市民の足を確保することが今後の課題とされている。市民の声を反映させつつ、最適な交通手段を提供できるよう努力が求められる。
防災に関する議論も深まった。市長は能登半島地震の被災地支援に派遣した職員の体験を基に、備前市の災害対応能力を強化することが急務だと語り、個別避難計画の策定の進捗状況とともに高齢者支援者への対応の強化も約束した。