令和4年2月22日、備前市役所で第1回定例会が開催された。本定例会では、吉村武司市長が令和4年度の施政方針を述べ、議案の審議が進められた。
議議長の守井秀龍氏は、開会の挨拶の中で、1月に急逝した星野和也議員と橋本逸夫議員の追悼演説を行い、その功績を称えた。
吉村市長は、「新型コロナウイルスの影響が続く中、市民の健康を守るために、希望する方に検査キットの無償配布やワクチン接種体制の整備を進める」と強調した。また、人口減少問題に対する取り組みとして、「子育て支援や雇用創出に向けた施策を進める」と述べた。
さらに、合計40の議案が提案された中、27号の組織及びその任務に関する条例改正や、29号の備前市営バス運行事業に関する条例改正は特に注目を集めていた。議案第1号の一般会計補正予算についても審議され、公立病院職員への慰労金支給が焦点となった。
予算に関する質疑では、議員から公立病院にのみ対象が絞られたことに不満の声が上がったが、市長は「公立病院が感染症対策に取り組んでいる現状を考慮している」と説明した。議案は原案通り可決された。
その後、委員長報告や討論が続き、最後に議案第2号も原案通り可決された。市長は、その後の休会を宣言し、議タイトルについて議論した。今後の市政運営について、引き続き市民の安全と健康を守る必要があると述べ、出席者に感謝の意を表した。