令和3年8月31日、備前市議会第4回定例会が開催されました。市長、吉村武司氏が主な議案を提案し、重要な財政問題が検討されました。
会期は29日間と決定され、議案69号から101号までを一括上程。市長から令和3年度一般会計補正予算(第3号)などの詳細な説明が行われ、補正額は歳入歳出各3,145万円の追加が提案されました。
吉村市長は補正予算の内容について、特に大雨による災害復旧に関する項目や、地域活性化を狙った事業について強調しました。そのなかで、JR駅周辺の活性化、高等教育機関の立地調査、売上拡大を目的とした地域商品券発行事業などが含まれています。
続いて、令和2年度決算の認定が議題に上がり、予算決算審査委員会より報告されました。整合性が確認された決算は、問題なく処理されることが報告され、全員一致で可決されました。監査委員より提出された監査意見書も合わせて説明され、透明性のある財務運営の重要性が改めて確認されました。
また、終了した第4回定例会では、人権擁護委員の推薦についても議論され、適任者が選ばれました。このように、地域の問題に対する真摯な議論が行われる一日となりました。
岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙についても報告され、投票結果が発表されました。今後の地域療養体制の充実に寄与することが期待されます。
本定例会を通じて、地域に密着した施策が実施され、財政面においても健全性が確保されつつ地域活性化が進められることが確認されました。議員の強い意見協議や市民の意見を反映した施策の実施が今後の市政に求められます。