備前市は令和4年2月第1回定例会を開催し、様々な議案が審議された。
議事日程には、令和4年度の予算案や各種特別会計予算が含まれている。吉村武司市長は、今回の一般会計補正予算に関連し、ウクライナへの人道支援に必要な経費を提案した。補正予算の総額は218億9,230万7,000円である。
磯村議員は、駐車場事業費の増額理由を質疑。不足している駐車場が、要望に応じて収容可能台数を考慮し、運用を改善していく必要があるとの答弁があった。また、運行時の利用促進を図る施策も示された。
その他、教育部長が昨年の保育園のICT化プロジェクトに関する進捗を報告し、タブレット端末やデスクトップ端末が整備される旨が述べられた。これにより、児童の利便性が向上することを期待される。
また、請願第26号が紹介され、重度心身障害者医療費助成制度の国の制度化が求められている。田口豊作議員は、この制度が障害者にとって重要であり、制度を見直す必要性について強調した。国の支援を求める意見書の提出を期待する声が上がった。
ロシアによるウクライナ侵攻を受けた決議案も可決され、日本政府に対して国際社会と連携した外交努力を行うことが要請された。