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備前市、第1回定例会で施政方針など多岐に渡り議論

令和4年3月3日に開催された備前市の第1回定例会で、施政方針や公共交通、高齢者福祉について多岐にわたる議論が展開された。
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令和4年3月3日、備前市役所において、第1回定例会が開かれ、さまざまなテーマが議論された。特に注目されたのは施政方針に関する質問であり、多くの議員が市政に対して示された方針について意見を交わした。

議員の土器 豊氏は、「施政方針について」質問し、人口減少問題や子育て支援政策の重要性を強調した。市長・吉村 武司氏は、「市民は自らの発言と行動に責任を持ち、互いを認め助け合いながらまちづくりを進めるべき」と応じ、生涯学習にも力を入れると述べた。

尾川直行議員は、人口減少問題を取り上げ、子育て世代との対話や、地区別人口動向に基づく施策の提案を求めた。市長は、これらの施策は市民が「住んでいてよかった」と感じることが大事だと返答し、個々のニーズへの対応が不可欠であると述べた。

また、接続教育マネジャーの設置や、公共交通に関する改善策について議論した。具体的には、和気町営バスの延伸や、お医者バスの運行などが挙げられた。市長は、「交通弱者の方が利用できるような施策を進めていきたい」と答えた。

そして、予算案に関しても質疑は続き、特に委託料や補助金の削減が目指されていることが示された。経常収支比率の改善に向け、市長は「限られた予算の中で無駄を省く努力をしていく」との意向を示した。

『備前焼の振興策』について議論もあり、多くの議員が市民参加の重要性を指摘した。市長は、新しい事業展開のためには市民の協力が欠かせないとの認識を示した。

最後に、健康づくりに関する意見が交わされ、特に高齢者福祉の重要性が強調された。市長は、年間の健康増進計画を引き続き推進し、高齢者や障碍者の支援に力を入れていくと述べた。

このように、間接的な意見をも踏まえ、議員からの質問に対して市長は真摯に応じ、市民一人ひとりの幸せを支える施政を目指していることが伺えた。特に市民とのコラボレーションを重視し、地域に根付いたまちづくりを進める考えが強調され、今後の展望が期待される。

議会開催日
議会名令和4年3月第1回定例会
議事録
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