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備前市、コロナ対応の補正予算を可決

備前市は臨時会にて、新型コロナ対策として228億円の補正予算を可決。市民への支援が進む。
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令和2年5月、第4回臨時会が開催された。

本会議では、市民生活や経済に直結する重要な議案が上程され、厳しい社会状況を反映した補正予算が提案された。特に、新型コロナウイルスによる影響が色濃く出ている。これに対して議会は、迅速な対応を求められている。

田原 隆雄市長は、議案第40号「令和2年度備前市一般会計補正予算(第2号)」について説明した。

特別定額給付金や子育て世帯への給付金など、支援策強化のために歳入歳出それぞれ35億8,513万円を追加する内容だと語った。予算総額は228億8,811万円に上昇する見通しである。

続いて、議案第41号「令和2年度備前市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」においては、療養者に対する傷病手当金支給のため、60万円の補正を行う。予算総額は42億2,194万9,000円となる見通しだ。これは新型コロナウイルスに感染した者に対する支援策となる。

また、議案第42号では、国民健康保険条例や後期高齢者医療に関する条例が改正され、病気療養中の人々への給付金支給を可能にするための整備が図られる。議会での質疑では、掛谷 繁議員が「給与等の支払状況への影響範囲」について質問し、眞野 なぎさ保健福祉部長が詳細な説明を行った。

全体として、臨時会では提出された全ての議案が原案通り可決された。市民の生活支援を目的とし、厳しい社会情勢に対応した決定は、今後の施策において大いに重要視される。議員たちも市民の声を反映させるため、引き続き意見を集め重要案件を審議し、また活動を続けることを誓った。

議会開催日
議会名令和2年5月第4回臨時会
議事録
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