令和3年2月24日、備前市役所議場にて、第1回定例会が開会され、議案についての説明が行われた。
この会議では、令和3年度の予算案を含む48議案が上程され、市長の田原隆雄氏が提案理由を説明した。一般会計予算は188億3,800万円で、前年度比で2.4%の減となっている。主な施策には、デジタル同報系防災行政無線の整備や、教育面でのICT化推進が含まれている。
その中で、国民健康保険事業特別会計予算は423億1,600万円で、適切な給付に基づいて編成され、県下の健康状態向上を目指している。田原市長は、「市民の健康を最優先に考えており、安全安心な市づくりに努める」と述べた。
また、土地取得事業特別会計では、債務負担や地域活性化を図るため、用地の取得が計画されている。これらの予算によって、今後の市の財政基盤を強化する狙いがある。
さらに、1名ずつの選任同意に関する議案についても承認され、備前市三石財産区管理委員および三国地区財産区管理委員の新たなメンバーが定まり、多様性ある常委会の運営が期待されている。