令和4年第3回浅口市議会定例会が6月30日、浅口市役所議場で開催された。
本定例会では、各常任委員会の委員長からの報告が行われた。総務文教常任委員会の藤井立子委員長は、議案第41号から第47号に関する審査経過と結果を述べ、原案の通り可決すべきとの意見を示した。
特に、令和4年度一般会計補正予算(第2号)では、市営バスの車両購入事業や鴨方小学校児童クラブ新築事業費などが計上されており、必要性を強調した。また、歳入として新型コロナウイルス関連の交付金も含まれており、重要な財源となるという。
民生常任委員会の佐藤正人委員長は、過疎地域における固定資産税の課税免除に関する改正条例や、子ども医療費給付条例の改正について言及し、いずれも原案通り可決すべきとの考えを示した。特に、子ども医療給付の拡充は市民にとって大きな意義があると述べた。
また、議案第46号では岡山県西部地区養護老人ホーム組合の規約変更が報告され、こちらも原案通りの可決が妥当と認められた。定例会の中で特に注目されたのは、一般会計補正予算第3号であり、経済の逼迫に対する対応が始まっているとの発言もあった。
議論の中で、議案第47号、令和4年度一般会計補正予算(第2号)についての質疑も行われ、香取良勝委員が過去の地域要望と今次の議案とのバランスについてコメントした。特に道路整備に関する質問は多く、地域住民の間でも賛否が分かれることが示された。
議案の採決を経て、すべての議案が原案通り可決された。閉会中の委員会の継続事件についても活発な議論が交わされた。最終的に、各委員長からの申出通り、継続事件とすることに決定された。