令和4年3月10日、浅口市議会は定例会を開催した。
この日は数多くの重要議案が審議された。議案第1号から第35号までの多岐にわたる案件が採決され、すべてが原案通り可決された。
特に、議案第1号「竹川組合の解散に関する協議」は、原案が可決されるとともに、竹川用水協議会の設置に関する議案第2号も承認された。これにより、地域の水利管理が一層強化される見込みだ。議案第3号岡山県西部衛生施設組合規約の一部変更も認められ、これにより衛生管理の効率化が期待される。議案第4号の浅口市消防基金条例の制定も通過し、今後の災害対策に向けた資金確保が図られる。
また、議案第5号から第10号までの選挙運動用ポスターに関する公営条例や職員関連の条例改正が連続的に可決され、これらは選挙活動及び職員制度の透明性向上に寄与することが期待されている。特に、議案第6号の育児休業に関する改正が通過し、職員の福祉向上が測られることになった。
予算案についても、令和4年度の一般会計や各特別会計の予算が多数可決され、特に国民健康保険に関する議案第24号及び高齢者医療に関する議案第25号の通過は、市民健康管理にとって重要な部分と考えられ、両方で約48億円が計上されている。こうした状況は、新型コロナウイルス対策に直結するものであり、市民への早急な支援が期待されている。
最後に、市道路線の認定や変更に関する議案第34号、35号も含め、全ての議案が無事に終了の運びをみた。この結果、各議案は市の発展及び市民生活の質向上を目指すものである。