令和4年第3回浅口市議会定例会は、6月22日に市役所で開かれ、市民の関心が高く寄せられた様々な議題が議論された。
まず、一般質問では藤井立子議員が浅口市の観光振興について言及した。
観光協会が映画「とんび」のロケ地を活用した施策を進めており、その効果として観光客の誘致があると報告があった。倉田裕史産業建設部長は、町並み再現については6月末まで続ける予定であると述べ、現在の観光データについては把握していないと強調した。
次に、連携した観光企画についての提案に対して倉田部長は、岡山県が主体となった広域的な取組を考えており、引き続き協議を進めていくと説明した。藤井議員は、各地域の観光資源を一体としてアピールする機会を創出することの重要性を強調した。
また、小学校の通学時の荷物に関する質問も飛び出し、藤井議員は小学生が抱える荷物の重さが安全面に悪影響を及ぼす可能性があることを指摘した。中野留美教育長は、学校での保管や置き勉を推進して荷物の軽減に努める意向を示した。
西日本豪雨を教訓とした防災対策についても議論がありました。
藤井議員は市民への情報伝達手段の充実を求め、石田康雄企画財政部長は新たに屋外拡声器の整備を進める意向を表明しました。