令和5年第1回定例会が浅口市役所で開催され、公共施設の照明や不適切な保育の事案について議論された。特に注目を集めたのは、保育所における不適切な行為についての市長と教育長の発言だった。
教育長は、今回の報道に関して、「不適切な保育があった」と認め、必要な対応を行なっていると述べた。具体的には、関与した保育士への指導が行われたと報告され、再発防止に向けた対応も行っているという。この件に関して、議員からは市民への公表が求められる場面も見受けられた。市長は、保育の質や安全性確保の重要性を強調しつつ、運営の現状を把握した上で情報公開を行う方針であると明言した。市は適切な保育のため、引き続き支援や指導を強化する意向を示している。
さらに、会議では公共施設の照明をLED化することについても話題に出た。企画財政部長は、電力料金が高騰する中で、LED化がエネルギーコスト削減に貢献することに期待を寄せていることを説明した。また、脱炭素化推進事業債の創設を受けて、公共施設における再生可能エネルギーの導入を推進する計画も紹介された。