令和4年第3回浅口市議会定例会が2022年6月20日に開かれ、市職員の不祥事や支援策について議論されました。特に、香取良勝議員は市職員の不祥事が続く中、市長の責任や職員教育の仕組みについて厳しく問い詰めました。栗山康彦市長は、職員に対して倫理研修を強化し、再発防止に努めると答弁しましたが、香取議員は市長の答弁が不十分と判断し、責任を一貫して追及しました。
また、生活者と事業者への支援策が全面的に講じられることも話題になりました。特に富田直弘健康福祉部長は、生活困窮者向けの支援が強化されていることを説明しました。具体的には、低所得者世帯への金銭的支援や、学校給食の質維持のために公費負担が行われる予定です。食材高騰などの影響を受けた家庭への配慮から、この施策は特に注目されています。
さらに、市内の漁業や農業者への支援として、倉田裕史産業建設部長が価格上昇に対する経営支援を計画していると明言しました。有害鳥獣対策も重要なテーマで、捕獲や防護柵設置への補助金に関しても言及されました。市長の栗山康彦氏は、地域一体となった取り組みの必要性を強調し、地域の皆様に協力を求めました。
最後に、6月の行事中止や経済的影響に配慮した支援についての詳細も義務付けられ、多面的な対策が提案されました。これにより、今後の市政運営にどのように影響が出るかが注目されています。