令和2年第5回浅口市議会臨時会が開催された。
この臨時会は、令和2年7月17日に始まり、8日間行われる予定である。この会議では、重要な予算案が審議される。特に、一般会計補正予算や介護保険特別会計補正予算が主要な議題である。
議長の井上邦男氏は開会に際し、令和2年7月豪雨での被災者に対するお見舞いや復興への祈りを述べた。議事は会議録署名議員の指名から開始され、藤澤健議員と青木光朗議員が選ばれた。
会期は合意の上、7月20日までの4日間に決定された。この中で、栗山康彦市長が一般会計補正予算の概要を説明した。特に新型コロナウイルス対策や災害対策に焦点を当てた予算が提案され、総額約1億6,465万3,000円の増額補正を行うことが確認された。
続いて、企画財政部長の徳田政太郎氏が補正予算の詳細を解説した。オンライン授業環境の整備や、ひとり親世帯への支援を含む内容である。これらの具体的な対策は、新しい生活様式に対応する重要なものであると訴えた。
一方、介護保険特別会計補正予算も審議された。石田康雄健康福祉部長が、その必要性を説明し、介護予防事業の再開を目指して新型コロナウイルス感染対策を強化する旨を明らかにした。
質疑応答の時間では、議員からの質問はなかった。報告第8号として長期継続契約の締結状況についても説明があり、教育現場での機器リース契約についても触れられた。
最後に、全ての日程が終わり、次回会議の開催日程が告知された。市議会の活動は、地域の安全や教育環境の向上をめざして着実に進められている。
新型コロナウイルスの影響も含め、今後の取り組みに注目が集まる。