令和5年6月14日に開かれた浅口市議会では、さまざまな重要な議題が討議された。
一般質問では、石井由紀子議員が・・・・・・あさくち花火大会の開催について質問。昨年の開催見送りを受け、今年4年ぶりの開催が期待されている。倉田裕史産業建設部長は、詳細は月末の実行委員会で決定されるが、地域物産展やステージイベントも計画していると答えた。
また、交通渋滞の対策についても言及。繁忙な開催を考慮し、シャトルバスを運行する予定であることが明らかになった。さらに、過去の問題点の改善策として、バスの早運行や周辺施設の利用促進が提案された。
次に、公共施設の老朽化に関する質疑も行われる。石井議員は、南側玄関前の沈みや誘導灯の不具合についての対策を質問。富田直弘健康福祉部長が対応を示唆した後、議会は施設の維持管理の重要性について強調した。市長の栗山康彦氏は、全体の安全性と快適性向上を図る考えを示し、引き続き必要な修繕を進める意向を示した。
さらに、井上邦男議員による農業用ため池の管理状況についての質疑も行われた。ため池が地域防災や洪水調整機能を持っていることを踏まえ、現在の管理体制に対する疑念が表明され、今後の管理手法や廃止についても話し合われた。倉田裕史産業建設部長は、地域住民との連携や多面的機能の活用必要性について述べた。
最後に、議案第41号と第42号が議題に挙げられ、岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に伴う財産処分及び事務承継について、市長が協議することが決議された。これらの議題は、議会の決議を受けて進められることとなる。