令和元年第1回大和郡山市議会臨時会において、議員の選任や重要議案の承認が行われた。新庁舎建設特別委員会が設置され、スムーズな対応が求められている。
まず、常任委員会委員の選任が実施され、議長から事務局長の報告があった。その後、各委員の選任が挙手により承認された。福田浩実氏(総務常任委員会委員長)が選任の挨拶をし、議会の運営について協力を要請した。
議案に関して、副市長の吉村安伸氏が報告を行った。大和郡山市税条例の一部改正は、地方税法の改正に伴い必要なもので、住宅借入金特別控除や固定資産税の特例が含まれている。国民健康保険税条例の改正においては、軽減措置が広がった。
さらに、平成30年度の補正予算についても報告がなされた。一般会計や国民健康保険事業特別会計の予算が減額修正され、全体で重要な財源の確保が求められている。特に、公共用地の先行取得事業については追加の措置が必要とされている。
この臨時会では、教育関連の議案も多数提案された。市立小学校空調整備などに関する工事契約が承認され、今後の実施に向けた具体的な計画が示された。特に、トイレや空調改修工事の進行が待たれている中、財政面での努力が重要とされる。
このような議論を経て、議長の乾充徳氏が、閉会にあたり議員の健康や市政の発展に向けた協力を呼びかけ、会議を閉じることが決定された。今後も市民のニーズに応えられる施策の推進が期待される。