令和6年6月21日、奈良市議会は定例会を開催し、議長の辞職と新議長の選挙を行った。
会議の冒頭、副議長九里雄二氏は、元議長北良晃氏の辞職願が提出されたことを報告した。北氏は、1年間の議長職を無事に終えたことに感謝の意を示しつつ、「情報は議員全員が共有すべき」と強調した。
辞職が許可された後、議会は直ちに新たな議長の選挙を行うことを決定した。この選挙は投票方式で実施され、全議員37名が参加した。投票の結果、森岡弘之氏が30票を獲得し新議長に選出された。
森岡氏は、新議長に選ばれたことに対して感謝の意を述べ、奈良市の市政と議会の運営に全力で努める意向を表明した。「公正公平な運営を心がけ、奈良市の発展に貢献いたします」との力強い言葉を添え、多くの拍手を浴びた。
会議は午後3時11分に延会となり、次回は6月24日の午前11時に再開される予定である。議会の新たなスタートを切る重要な瞬間となった。これにより、議会の方向性が新たなリーダーシップのもと、進化することが期待される。