令和6年6月25日、奈良市議会は6月定例会を開催した。
本会議では、市長の専決処分に関する報告があり、重要な案件が取り上げられた。
特に、議会運営委員会の正副委員長の互選について、山本憲宥議員が委員長、樋口清二郎議員が副委員長に選任され、新たな体制が整ったことが報告された。
行財政改革及び公共施設等検討特別委員会でも委員の辞任と新たな選任が行われ、これにより岡田浩徳議員ら6名が新たに委員に選任された。
この動きに関しては、議長の森岡弘之議員が重要性を強調し、今後の活動への期待を表明した。
常任委員会についても各委員の選任報告がなされ、特に予算決算委員会には全議員が名を連ねた。
これにより、全ての常任委員会が活動を本格化させる体制が整い、議会の機能面での強化が図られることが期待される。
さらに、広報広聴委員会の正副委員長選出も行われ、内藤智司議員が委員長、宮池明議員が副委員長に選任され、広報の充実に向けた取り組みが進められる。
市長の仲川元庸議員は、市道上の事故に伴う損害賠償についても言及し、適切な対応がなされたことを報告した。
続けて、ふるさと納税寄附に関しての損害賠償請求訴訟に対する和解が図られ、これにより市民サービスの維持にも寄与できるとの認識を示した。
最後に、本議会の閉会に際し、市長は議員と市民の協力に感謝を述べ、今後の市政発展への意欲を表明した。議会はすべての案件を無事に議了し、その後閉会となった。