奈良市議会では、令和6年6月24日に行われた定例会で副議長の辞職が許可され、新しい副議長として太田晃司氏が選出されました。
まず、九里雄二副議長から辞職願が提出され、その辞職が許可されたことが報告されました。議長の森岡弘之氏がこの件について「九里雄二副議長の辞職を許可することに決定いたしました」と述べました。これに異議はなく、正式に許可されました。
九里氏の辞職後、直ちに副議長選挙が行われました。副議長選挙の手続きとして、投票方式が選ばれ、全37票の投票が行われました。有効投票の結果、太田晃司氏が24票を獲得し、副議長に当選しました。議長は「この選挙の法定得票数は10票であります」と強調しました。
新任の太田副議長は、「議会運営が円滑に進むよう尽力する」と宣言し、今後の活動への意気込みを語りました。また、「奈良市政がより良い未来になるよう皆様の御指導をお願い申し上げます」とも述べ、出席した議員たちから拍手で迎えられました。
さらに、議会運営委員会の委員も新たに選任され、榎本博一氏をはじめとする10名が指名されました。議長は「この委員会が議会の運営において重要な役割を果たす」と説明しました。
会議は午後3時41分に延会し、次回は25日午後2時から開催される予定です。今回の会議をもって、奈良市の議会運営は新たな体制へと移行し、今後の展開が期待されます。新しい副議長がどのような影響をもたらすか注目です。