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大和郡山市議会、熱中症・女性の健康に関する施策強化を議論

大和郡山市議会で熱中症対策や女性の健康についての一般質問が行われ、本市の施策強化が求められる。
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令和5年6月の大和郡山市議会では、熱中症対策や女性の健康に関する一般質問が行われた。

最初に、河田和美議員は命を守る施策と女性の健康について言及した。今夏、猛暑による熱中症が懸念され、政府が熱中症対策の実行計画を発表したことに触れた。特に、2030年までに熱中症による死亡者を半減させる目標に向け、本市の体制強化が求められると強調した。河田議員はまず、熱中症警戒アラートについて市民への周知方法を質問し、徳田すこやか健康づくり部長はLINEを活用した情報発信や、クールシェルターなど避難場所の利用を促進していると回答した。

次に、熱中症リスクが特に高い高齢者への啓発策について質問があり、植田福祉部長はリーフレットの作成や、メールを通じた情報提供を行い、高齢者の安全を守る取り組みを強化していることを説明した。さらに、学校における熱中症対策も言及され、奥村教育部長は、これまでの調査データと共に、今後の取り組みについて説明した。

女性の健康に関しては、特にプレコンセプションケアの必要性が示された。河田議員は、教育現場における妊娠に関する教育について質問したが、奥村教育部長は現行の性教育の充実を述べた。奈良市の動きを参考にしつつ、本市における啓発活動の拡充が求められている。

続いて、金銅成悟議員が小中学校の施設改修や体育館の床補修について質問。教育部は予算の厳しい中での取り組み状況を説明した。具体的な学校の施設課題は今後の優先すべき事項であり、地域での支援も求められる。体力づくりも重要な課題であり、今後の公園や学校施設の開放状況も注目が集まる。また、鈴木健嗣議員は中小事業者支援について質問し、経営課題と併せて後継者問題に対する施策の強化が求められた。

最後に、福田浩実議員がGIGAスクール構想について、その進捗状況とタブレット活用の向上を求めた。教育部長は現行のタブレット導入状況を紹介しつつ、児童・生徒の利活用を促進する取り組みの充実を約束した。

議会開催日
議会名令和5年6月定例会(第2回)大和郡山市議会
議事録
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