令和元年6月20日、関係者が集まり大和郡山市の定例会を開催した。
市長の上田清氏は、議員に感謝の意を伝え、今期の提案について説明を行った。
提案された議案には、条例の一部改正等が6件と補正予算が2件含まれ、議員に慎重な審議を要請した。
出席した議員は20名で、欠席者はいなかった。
まず、日程第1では会議録の署名議員が指名された。
日程第2では14日間の会期が決定し、今定例会の進行計画も示された。
日程第3では、新庁舎建設特別委員会の中間報告が行われ、遊田直秋委員長が市庁舎の基本設計やエレベーターの間取り説明を行った。
駐車場の台数について質問があり、現時点で94台を確保していることが報告された。
市長は、「金魚が泳ぐ城下町」をモチーフにした庁舎を目指す意向を示した。
続いて、議案第27号から第34号について副市長の吉村安伸氏が提案理由を説明した。
議案第27号では、地方税法の改正に伴い住民税や軽自動車税の変更が報告された。
児童扶養手当受給者への非課税措置や、法人市民税の電子申告の対応が含まれる。
また、議案第28号から第31号までは、保育基準の改正や介護保険の軽減措置が話題となる。
特に、議案第30号では災害弔慰金の支給に関して、無保証人に対する資金貸付が可能となり低金利化が図られる点が強調された。
日程第32号においては市道認定が、続く日程31号では一般会計補正予算が報告され、歳入歳出ともに増額される見込みが示された。
最終的に、議案整備が各議員によって精査される。
定例会は今後、議案議論を進めるため予定通り進行することが確認され、全体のスケジュールについても議会運営委員から遵守すべきポイントが共有された。
今後の進捗報告に期待が寄せられる今日のにぎわいを映した会議となった。