令和4年第2回大和郡山市議会定例会が開会した。
議会の冒頭、上田清市長が挨拶を行い、議員らへの感謝を述べた。
市長は、今回の定例会に提案した議案について、慎重な審議をお願いしたいと強調した。
今定例会では、専決処分報告や各種条例の改正案が上程され、特に新庁舎建設の進捗状況が注目された。
新庁舎建設特別委員会の遊田直秋委員長が中間報告を行い、新庁舎の開庁が実現したことを報告した。
報告によると、新庁舎は5月2日に開庁し、運用上の改善点についても対処しているという。
市役所の駐車場の運営に関する質疑も行われ、開庁初期には渋滞が発生したものの、現在は落ち着いている状況が説明された。
遊田委員長は、工事進捗に際しての事故防止を提案し、議員からも理解を求めた。
また、専決処分報告として、税条例改正案も提案され、固定資産税や都市計画税に関する新たな措置が含まれていた。
特に、商業地の負担調整措置を最大2.5%に抑えることが示され、これにより財政負担の軽減が期待されるという報告があった。
続いて、奈良県広域消防組合議会議員として福田浩実議員が選出された旨が伝えられた。
議案については、選挙運動用自動車の使用に関する公営に関する条例改正案も議論に上り、選挙活動の透明性向上が期待されている。
今期の定例会は、全体で14日間にわたる予定であり、様々な課題に関する審議が続いていく。
議会は市民生活の安定と発展を目指し、着実に進めていく姿勢を示した。
本日の会議では、各種報告や議案の提案が行われたが、質疑は一切なく、議員らの迅速な対応で会は進行された。
次回は20日午前10時より再開される予定である。