令和五年十二月六日、天理市議会は定例会を開催した。
この日の議題では、特定教育・保育施設及び地域型保育事業に関する基準の条例改正を含む複数の議案が一括で取り上げられた。議長の大橋基之議員は、早速議題に入ることを宣言し、特に教育や子どもに関わる条例の改正が焦点となった。
特定教育・保育施設に関する基準について、並河健市長は、「この改正が市民の期待を超える質の向上に寄与することを願っています」と述べた。一方、質疑応答の時間では、議員からの質問はなく、議案は文教厚生委員会へ付託されることが決定された。
続いて、天理市風致地区条例の一部改正及び火葬場の指定管理者に関する議案も一括で議題とされた。この中で、藤田俊史副市長は、「これらの改正は、市民生活の向上につながります」と強調した。再び質疑無く、経済産業委員会に付託されることが確認された。
最後の日程では、令和五年度の補正予算や人事関連の議案が一括で上程された。加藤道徳健康福祉部長は、補正予算についての説明を行い、議員は質疑を行わないまま所管総務財政委員会に付託した。
本日の会議は、以上で終了し、常任委員会への付託案件については休会の後、再度審議される。議長は、次回の会議再開日について案内を行い、議会は散会となった。