令和四年三月三日、天理市議会の定例会が開かれました。
議会では、令和三年度及び令和四年度の各種予算案が議題に上がりました。
出席議員は15名で、欠席議員は1名でした。また、予算に関する重要提案を次々と行い、議論が交わされました。
まず、議題に上がったのは令和三年度天理市国民健康保険特別会計補正予算等、七つの議案です。議長の大橋基之議員は「提案者より説明がありましたので、質疑を行います」と述べ、議員からは質疑が無いとの声が上がりました。これを受けて、「この七議案は文教厚生委員会に付託し、休会中に審査願います」と決定しました。
次に進んだ議案の中には、地下区画整理事業に関する補正予算も含まれ、これも質疑を経て経済産業委員会に付託されました。議長は「次の議案についても質疑等ございませんか」と確認しましたが、同様に質疑が無く、各議案は所定の委員会に連続して付託されました。
また、今後の予算審査に向けて特別委員会の設置が承認され、予算審査特別委員会の委員として8名が指名されました。特別委員長は内田智之議員、副委員長は寺井正則議員に決まりました。これらの決定は、天理市議会の予算の透明性を高める一助となるでしょう。
議長は「本日の日程は以上終了しました」と告げ、議会は休会に入ることが決まりました。次回の再開は十四日の午前九時三十分と宣言されます。これにより、今後の議会運営に向けた期待がもたらされます。