令和元年五月十六日、天理市議会が臨時会を開催しました。
この臨時会では、重要な議案がいくつか審議されました。
議題の中でも、議会議長と副議長の選挙が特に注目を集めました。
議長には大橋基之議員が選出され、副議長には内田智之議員が選ばれました。
大橋議員は、就任に際し、「市民の信頼を得ながら、議会運営を進める所存です」と述べました。
内田副議長も「議長と力を合わせて尽力します」と意気込みを示しました。
また、天理市議会常任委員会及び議会運営委員会の委員も選任され、
市本貴志議員が総務財政委員長に、東田匡弘議員が文教厚生委員長に選ばれました。
さらに、奈良県広域消防組合議会議員に大橋基之議員、山辺・県北西部広域環境衛生組合議会議員には大橋議員と榎堀秀樹議員が選出されるなど、
地域の重要な組織への代表者が決定しました。
議会の決定が市政に与える影響に期待する声が上がる中、
令和元年度天理市一般会計補正予算も承認されました。
市長の並河健氏は、
「消費税増税に伴う影響を軽減するための施策を進めていきます」と強調し、
一億三千七百二十万円の追加予算案に言及しました。
最後に、議会の会期は二日間に設定され、全ての議案は原案通り可決となりました。
市長は、これからの市政発展に向けた協力を議員に求め、
「市民が安心して暮らせるまちづくりを進めたい」と述べ、臨時会が閉会となりました。