令和5年12月4日、天理市議会の第四回定例会が開会された。
並河健市長が挨拶を行い、重要な議案が提出されることを強調した。
議会は、令和5年度の一般会計補正予算案や条例改定を検討する。
会期は12月19日までの16日間と決定され、参加議員は全16名であった。
その後、9月と10月の出納検査結果が監査委員から報告され、資料も配付された。
日程に従い、損害賠償の専決処分などが議題に放たれた。
報告には、具体的な金額や背景が詳細に説明された。
市長は、補正予算として90万円の追加が必要であると述べ、目的は地域の文化振興にあることが強調された。
また、令和5年度の一般会計補正予算(第七号)では、2億3千821万7千円の追加が提案され、主に福祉に関連する費用や、こども園の建設に関する内容が挙げられた。関連する歳入についても、国の支出金や雑入を計上。これにより、総額276億4千863万1千円を目指す。
合わせて、複数の条例改正案が説明され、特に部落差別の解消に向けた新たな条例も提案され、地域の状況の変化に対応する重要性が言及された。
議会は議案についての質疑を受け付け、議員からの質問に対し市長が回答する場面も見られた。内容に対する理解を深めるための質疑が進められ、慎重な審議が行われた。