令和二年九月、天理市議会は第三回定例会を開いた。この会議では、複数の重要議案が上程され、質疑が行われることとなった。
初めに、令和二年度天理市介護保険特別会計補正予算や財産取得に関する二議案が議題となった。議長の大橋基之議長は、これら二つの議案について質疑を求め、異議なしの確認を経て所管の文教厚生委員会に付託を決定した。
次に、天理市水洗便所改造資金貸付基金条例の改正及び周辺地区環境整備基金条例の制定についても取り上げられた。こちらも質疑が行われ、経済産業委員会へ付託されることが決定した。
さらに、令和二年度一般会計補正予算を含む三つの議案についても同様の手続きが進められ、これらは総務財政委員会に付託され、休会中に審査が行われることになった。
また、認定案も議題となった。令和元年度に関する様々な会計決算の認定が提出され、こちらは決算特別委員会に付託される。委員会の設置についても同様に異議なしの確認が行われた。
最後に、決算特別委員会の正副委員長が市本貴志議員および寺井正則議員に決定された。休会に入り、次回は十四日に再開される予定である。この会議では市の予算や決算に関わる重要な決定がなされ、市の行政運営に影響を与える内容となった。