令和二年十二月八日、天理市議会の定例会が開かれた。本会議では、各種補正予算や条例の改正案が審査された。
日程第一として、議案第六十号から第六十九号にかけて、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の特別会計に関する補正予算案が一括で提案された。議長の大橋基之議長は、質疑がないことを確認し、これらの案件を文教厚生委員会に付託することを決定した。
続いて、日程第二では、議案第六十三号から第六十八号が上程された。土地区画整理事業に関する補正予算や、一般廃棄物の処理事務の委託に関する規約の変更等が取り上げられ、同様に質疑なしで経済産業委員会に付託された。
日程第三には、令和二年度一般会計補正予算案が含まれ、また生活保護費の返還金に関する諮問案が議題とされた。本件も質疑がなく、総務財政委員会に付託される結論に至った。
午後の議会再開までの間に、各議案の意見が集約され、それぞれの委員会での審査が求められている。議員たちは、市民の福祉向上に寄与する施策の実現に向けて意見を交わしつつ、次回の会議に臨む構えだ。