令和元年九月五日、天理市議会は定例会を開催した。
この会議では、介護保険特別会計補正予算、印鑑条例の改正、特定教育・保育施設に関する基準の改定など、合計六議案が議題に上がった。また、市の教育に重点を置いたこども園・幼稚園の保育料に関する条例の改正も含まれた。
議長の大橋基之氏は、質疑に入る前に、先の本会議において提出者より説明があったことを踏まえて進行した。これに関して質疑はなかったため、議案は所管の文教厚生委員会に付託され、休会中に審査を行うこととなった。
さらに、議案第51号として、生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定案と、水道事業給水条例の改正案も議題に挙げられた。これら二議案に対しても質疑が行われなかったため、所管の経済産業委員会に付託される運びとなった。
次に、令和元年度天理市一般会計補正予算に関する四議案も一括議題として上程。今回も質疑はなく、これらは所管の総務財政委員会に付託されることが決定された。
その後、平成三十年度の決算認定案が一括議題となり、八つの認定案が提案された。決算特別委員会を設置し、八名の委員が選任される措置が取られた。
議題が終了したため、議会は翌日から十六日まで休会し、再開は十七日午前九時三十分からと告げられ、散会となった。今後も様々な行政課題が議会で審議される様子が見受けられる。