令和5年9月15日、天理市議会の定例会が開催され、一般質問が行われた。
出席した議員たちは、様々な議題について議論を交わした。
最初の質問者は、街路樹の伐採申請と許可について触れた。いくつかの街路樹が老朽化し、市民の生活に支障をきたしている状況が指摘された。市民からの要望があったものの、伐採が進まない理由について質問があり、市長は街路樹の調査を進める旨を表明した。
次に、みんなの学校プロジェクトに関する質問も上がった。これは学校教育だけでなく、地域のコミュニティの役割も含めた大規模なプロジェクトであることが強調された。地域の子どもたちにより多くの学びを提供するため、地域との連携が求められた。市長は、これからも地域の意見を踏まえた運営方針を検討していくと答えた。また、学校の開放に関する安全面についても議論が行われた。市民の不安を解消するため、しっかりとした管理体制を築く必要があるとの意見もあり、対応策を講じることが確認された。
また、議会では、アウシュビッツの申し出があった際にサイレンの導入についても提案された。この提案は、原爆投下の日などにサイレンを鳴らし、核廃絶や平和を考える時間を設けるもので、他の自治体の成功事例も紹介された。市長は、今後、この提案を含む平和推進の具体策を検討する意向を示した。