令和3年12月3日、天理市議会は第4回定例会を開催した。
議議日程に則り、令和三年度の補正予算などの議案が審議された。特に国民健康保険特別会計の補正予算や後期高齢者医療特別会計の補正予算が重要なテーマとして扱われた。
また、天理市立保育所における一時保育に関する条例の改正や、同じくこども園条例の改正についても議論された。これらの改正は、育児支援に向けた新たな取り組みとされている。
現場からは、健康福祉部の加藤道徳部長が「子どもたちの未来を支えるため、保育や教育の充実が必要です」と述べ、議員からも賛同の意見が多く寄せられた。
続いて、日程第二において、天理市の道路構造に関する基準についての条例改正も行われた。この改正により、より安全な道路環境の整備が期待される。
さらに、議案の中には、学校給食費の管理に関する新条例の制定や体育施設の指定管理者の指定についても含まれていた。議長の大橋基之議員は、これらの施策が地域貢献につながると強調した。
なお、議案は一括して文教厚生委員会や経済産業委員会、総務財政委員会に付託されることになり、各委員会での審議が求められる。議会は12月10日に再開する予定である。