令和六年六月十日、天理市にて第二回定例市議会が開催された。
会議は午前十時に開会し、市長の並河健氏が挨拶を行った。挨拶では、いくつかの重要な案件についての慎重な審議を期待した。特に、令和六年度一般会計補正予算案や農業支援の取り組みが焦点となった。
議会では、例月出納検査に関する報告や、各種の補正予算案が上程された。特に、令和六年度一般会計補正予算案では、歳入歳出共に六億一千二百七十七万六千円を追加し、予算の総額が三百三十二億二千七百六万六千円に達することが伝えられた。この補正予算は特に「定額減税に係る調整給付事業」や「住民税非課税世帯への給付金事業」に充てられる予定である。
また、榎堀秀樹議員が勤続二十五年により全国市議会議長会から表彰を受けたことが伝達された。榎堀議員は、これを「市政の発展に寄与できたことの証であり、今後も市民の声を拾い上げる努力を続ける」と述べて感謝の意を表した。
会議の中で、令和六年度の順次補正予算案や、自主防災のための資機材整備に関する予算の増額が議論された。また、地域の公共事業に対する支援が強調され、地元の自治体としての役割についても議員間で意見が交わされた。
今回の会議では、トピックが多岐にわたるため、引き続く議論が重要であると認識された。議事は続き、再度休会を挟み、次回の会議は六月十三日に再開される予定である。