令和三年六月、天理市議会第二回定例会が開会した。
本会議では、重要な案件が数多く議論される予定である。市長の並河健氏は、今定例会の重要性について強調した。
例えば、令和三年度一般会計補正予算案が提出されており、予算に関する議論が期待されている。
この補正予算案には、新型コロナウイルス関連の施策が含まれており、注意が必要である。
報告の部門では、令和三年二月から五月までの出納検査の結果も行われた。これに対し、監査委員から詳細な報告がなされる。
また、表彰状の伝達も行われ、特に大橋基之議長が八年の在任に対して表彰を受けた。
副議長の市本貴志氏も、十年以上の勤務に対して評価された。
市長は、議会における意見聴取の重要性を示唆し、市民の声を反映させる重要な立場であると述べた。
これに対して、市本副議長は市民との関わりの大切さを強調し、今後の活動における志を語った。
さらに、令和三年度一般会計予算には、ワクチン接種体制の強化などが盛り込まれており、感染者対策としての施策が重要視されている。
この補正には、財源確保のため国及び県からの支援も含まれている。
会議では、送付された印刷物を基に議題に進行し、投票を通じて予算案が承認された。
また、天理市立北中学校の整備工事請負契約の一部変更についても議論が行われ、安全対策強化の必要性が訴えられた。
最終的には、関連する議案もいくつか一括で可決され、会期は六月二十五日までとされた。
この場は今後も市の発展のため、意見を交わし合い、より良い市政を進めることが求められる。