天理市の第四回定例会が、十二月七日に開催された。
本議会では、複数の条例改正や指定管理者の指定に関する議案が審議される。日程第一では、議案第五十五号の「天理市子ども医療費助成条例の一部改正」など、計五議案が一括で議題に上がった。議長の大橋基之議員は、議題について質疑の有無を問いかけ、異議なしの声が上がったことから、文教厚生委員会に付託することが決定された。
次に日程第二として、議案第五十六号「大和都市計画事業山の辺第一工区土地区画整理事業施行規程の一部改正」が議題に。質疑がなく、経済産業委員会への付託が承認された。議長は、各議案に関し質疑がないことを確認し、円滑な進行を促した。
日程第三では、令和四年度の一般会計補正予算に関する議案や職員に関する一連の条例改正案が一括審議される。これも質疑が行われず、総務財政委員会への付託が決まった。議場では、多数の重要な議案が一度に議論される意義が強調された。
この日の会議は、常任委員会に付託された案件が依然として残っており、今後の審査についても期待がかかる。会議は本日の議題を終え、休会となる。再開は十四日午前九時三十分からの予定である。議員たちは議案の審議を進めつつ、地域の福祉の充実や行政の円滑な運営に向けて取り組む姿勢を強調した。