令和六年四月二十四日、天理市議会は臨時会を開催し、新しい議長と副議長を選出した。
市長の並河健氏は開会挨拶において、重要な案件を提出しており、慎重な審議をお願いした。
続いて、大橋基之議員が辞職願を提出し、議会はこれを許可した。これに伴い、議会議長の選挙が行われ、大橋議員が新たな議長に選出された。
大橋議長は、昨年度からのコロナ禍や地震など、多くの困難に直面した中で、行政と議会の連携を強調。今後は市政のさらなる発展に努めていく意欲を示した。
副議長に関しても辞職の後、東田匡弘議員が新副議長に選ばれた。彼は、市政の発展のためにさらに力を尽くす意向を示し、一議員としての意気込みを表明した。
また、選任された監査委員として内田智之議員が承認され、さらに、奈良県広域消防組合議会議員や山辺・県北西部広域環境衛生組合議会議員の選出も行われた。これらの議案はすべて原案通り可決され、令和六年度の天理市一般会計補正予算案も承認された。
今回の臨時会は、市制七十周年を迎える重要な年において、新体制の発足の場となり、今後の天理市政に向けた前向きなスタートを切るものとなった。