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天理市議会、教育委員会や公平委員会の委員任命に関する議案を原案通り可決

令和三年九月定例の天理市議会で、教育委員会委員任命案や介護保険特別会計補正予算案が原案通り可決された。
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令和三年九月十七日に行われた天理市議会定例会では、重要な議案が審議された。

市長の並河健氏は、人権擁護委員の推薦について、現任の中西悟子氏を引き続き推薦することを報告した。議会は異議なしで原案を承認し、適任者としての評価が示された。

続いて、同教育委員会の委員任命に関する同意案が審議され、末浪真希氏が新たに任命されることとなった。市長は、末浪氏が教育分野において優れた資質を持つと評価した。議会はこれにも異議なく同意した。

公平委員会の委員選任についても同様に、藏本綾子氏が新たに選ばれることが確認された。市長は、藏本氏の人格と識見を高く評価し、議会もこれを支持した。

財政に関する重要案件として2021年度の介護保険特別会計補正予算案が提出された。文教厚生委員会の鳥山淳一委員長が報告を行い、歳入歳出それぞれ6080万円を追加する内容が了承された。この補正は、介護給付費等の結算確定に基づく重要な措置である。

また、今回の議会では、コロナ感染症対策に関連した補正予算案も審議された。これには、感染拡大の影響を受けている市内の事業者支援や、自宅療養を余儀なくされた市民への生活支援サービスの拡充が含まれる。市長は、今後も市民の生活を支えるための努力をする意向を示した。

厳しい財政状況に対処するための決議案も提出された。西崎圭介議員が提案し、地方税財源の充実の必要性が強調された。この意見書は国に対し、地方一般財源の確保を要望する内容を盛り込んでおり、議会はこれを承認した。

最後に、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙結果も報告された。森田一成氏が十四票を獲得し当選を果たした。

今後も天理市は市政運営において市民の声を重視し、着実に施策を進める姿勢を示している。

議会開催日
議会名令和3年9月天理市議会定例会
議事録
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