令和元年第4回香芝市議会定例会が開催され、重要な議案について審議される。議題には、税条例や介護保険条例の改正に関する報告が含まれており、特に介護保険に関しては、低所得者の保険料軽減策が強調された。
吉田 弘明市長は、議会冒頭で近況を報告し、香芝市の発展に関する思いや市民の安全について言及した。
また、同市の行政報告では、病児保育所の開設など、地域の福祉向上に関する施策や、空調設備の整備状況について報告された。特に、教育現場の環境改善に向けた取り組みとして評価されている。
議第26号の香芝市税条例の一部改正案は、軽自動車税に関する特例措置の見直しに関するものであり、議会の支持を受けて進められる見通しである。税収に影響を与えるこの案に対しては、議員からの質疑もあり、具体的な影響や実施計画について議論が交わされた。
また、介護保険条例の改正に関しては、全国的な流れとして介護職員の処遇改善が求められており、香芝市でもその取り組みを強化することが確認された。この改正は、特に低所得者層における保険料軽減にも寄与することが期待されている。
令和元年度一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ3,278万円の追加を予定しており、その補正内容には、多様な福祉施策の拡充が含まれている。また、介護保険特別会計も補正され、その詳細も説明された。
吉田市長は今後の課題への意気込みを述べ、市議会との連携を強調した。市民の生活向上に向けた取り組みを一層進める意向を示し、議員への協力を求めた。議論の結果、以上の議案はすべて原案通り可決され、今後の実施へとつながる。