令和6年第1回臨時会が開催され、重要な案件の審議が行われた。
この臨時会では、補正予算および条例改正の2件が提案された。平井康之町長は、出席議員に対し試案の審議をお願いし、会期については本日1日間とすることが決定した。
議題の一つである令和5年度王寺町一般会計補正予算(第7号)は、歳入歳出それぞれに約3億2千万の追加を含むものである。平岡秀隆副町長は、主な内容として教育施設整備や低所得者支援などを挙げ、議会の審議を促した。
質問はなかったが、議員からの質疑応答や討論は行われず、議案は原案通り可決された。次に審議される王寺町手数料徴収条例改正についても、提案通り可決される運びとなった。これは戸籍法の改正に基づき手数料が設定される内容である。
平井町長は、会議の締めくくりで今後の協力を呼びかけた。出席議員は協力して町政の進展に尽力する意向を確認した。
今回の臨時会は短時間での処理であり、全ての議案が無事可決されたことから、今後の町の運営に向けた良好なスタートが切られた。特に、財政面での安定性を重視した予算編成は、町民へのサービス向上を目指しており、今後の施策に期待が集まる。