令和6年第4回香芝市議会定例会が、6月24日に市役所で招集された。
議会では、三橋和史市長が当選を果たした市長選について触れ、議員および職員への協力を要請した。特に、予算案や条例改正など重要な議案が多数並んでおり、議会の円滑な運営が強調された。
この定例会では、香芝市の一般会計や下水道事業会計の繰越明許費の報告が行われた。堀本武史副市長によると、一般会計の最終繰越額は14億7,837万4千円で、来年度への繰越しは13億8,013万8千円とされている。これは、施行期間の設定が厳しい国の補正予算によるもので、社会情勢の影響も関与しているという。
一方、子どもたちの負担軽減を目的とした新施策も説明された。この中で、小中学校の制服購入費の無償化について、令和7年度からの実施が予定されていると市長が強調した。香芝市では、少子化を見据え、子育て環境の整備を図る必要があるとし、教育委員会と連携しながら進めていく意向が示された。
さらに、議会では香芝市の税条例の改正が提案された。これにより、住民の負担軽減を図る方針が示され、特に市民生活を守るための施策が重視されている。同时に、市長が述べたように、人口の減少を防ぎ活気ある街づくりに向けた戦略が検討されている。
また、香芝市の利用に関する条例の改正についても議題となったが、こうした動きが市民生活にどれほど寄与するか、今後の展開に注目が集まっている。特に、香芝市議会では市民からの信頼を得るため、透明性のある議会運営が期待される。
今回の定例会で提出された様々な議案は、香芝市の社会基盤を整えていく上で重要な役割を果たすことが求められる。市議会議員の協力を得ながら、地域社会の発展に寄与することが期待されている。これまでの議会運営の成果を踏まえつつ、引き続き市民の期待に応えるべく努める決意を改めて確認した定例会となった。