香芝市議会では、若者の声を拾い上げるために、ボイスアクション2022を実施した結果、23万4,054件の意見が寄せられたことを報告した。
主な目的は、地域課題や行政課題解決を目指す市民活動を支援し、活性化を図ることにある。この活動で得られた意見は、今後の市政に活かされると期待されている。
また、まちづくり提案活動支援事業に関する改正が行われた。この改正では、スタートアップ事業が新設され、補助金申請の最大回数が5回に引き上げられた。
さらに、補助経費の算定方法が見直され、団体の実情に合わせた補助金が支給されるようになる。それに加えて、行政提案型事業のテーマ設定では、職員との協議を通じてテーマを明確化することが促進されたという。
これにより、特に資格のない団体にも活用される道が開かれ、様々な団体が支援される可能性がある。
最後に、香芝市における医療的ケア児支援の状況についても言及された。現状では医療的ケアが必要な児童は在籍していないが、需要がある場合の体制や方針について検討が進められている。
地域の行政が若者の声を活かした施策を進めることは、より良い香芝市の発展に寄与することが期待されている。特に、子どもたちの未来に対する取り組みとして、不妊治療や医療的ケア児への対応が強化されることが求められている。