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香芝市議会、保育士処遇改善や教育に関する議案を審議

香芝市議会が開催され、保育士処遇改善や教育施策など、多様な議案について審議が行われました。
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令和5年第3回香芝市議会定例会が、令和5年6月5日に本市役所で開催された。多くの議案が審議され、その中で特に注目されたのは、予算繰越に関する報告と共に行われた市長による施政方針、そして福祉や教育に関する提案であった。

この議会では、令和4年度の各種会計からの繰越明許費について議論された。市の予算繰越に関して副市長は、「一般会計においては、昨年度の10億9,376万4,000円のうち、10億2,834万8,000円が翌年度へ繰り越された」と述べ、その理由に、国の補正予算の影響及び資材の入手困難を挙げた。

また、農林商工費に関連する部分では、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、市民環境部が行う消費生活相談や、福祉部が実施する子育て支援策も報告され、議員からはその重要性が強調された。

特に注目を集めたのは、保育士の処遇改善及び職員配置基準の見直しについての提案である。これは、待機児童解消はもちろんのこと、保育士の待遇改善が必要であるとする意見が力強く伝えられた。昨年のデータによると、全国的に多くの自治体が同様の課題に直面しており、香芝市もその例外ではない。佐竹福祉部次長は、「保育所等における感染対策の徹底と充実した保育の実施のため、職員配置基準と保育士の処遇を抜本的に改善されるよう、国への要望を強調する」と述べた。

さらに、教育部長の澤和七氏は、地域部活動の業務委託について説明し、地域の加配を進め、更に子どもたちへのきめ細やかな指導が求められていることを契約業務の一環として報告した。委員会では、現場からのニーズを取り入れることの必要性や、教師の資質向上の重要性に言及され、より良い教育環境づくりへ向けた取り組みが求められた。

このように、香芝市では議会を通じて多くの重要案件が協議され、今後の計画が市民により良い影響を及ぼすよう尽力する姿勢が見られた。今後も継続的に市民の声を反映させるための努力が期待される。

議会開催日
議会名令和5年第3回香芝市議会定例会
議事録
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