香芝市の学校体育館におけるウオータークーラー設置状況について、教育部からの説明によると、設置されているのは香芝東中学校と香芝北中学校の2校であり、それぞれの設置台数は異なります。ウオータークーラーは冷たい水を提供するため、熱中症対策として期待されていますが、小学校への設置は現在のところ議論の余地があると言えるでしょう。
また、スポットクーラーを2台ずつ設置している状況についても、学校ごとに使用方法が異なると聞きます。教育部は、子どもたちの命を守るために熱中症対策を徹底する意向があると述べましたが、その取り組みは実際に果たして必要な施策を講じているかという疑問も残るところです。特に、体育館におけるエアコン設置についての話は、非常に重要な検討課題です。
全国中学校総合体育大会において香芝の中学校が優秀な成績をあげている一方で、エアコン設置のアクセスに障壁があることで運動活動に制限が生じているのも事実です。教育長はエアコン設置の重要性をやはり理解している様子である一方で、実行のための手続きに関しては慎重に進めなければならないとの発言がありました。
その後の全国学力テストや健康寿命の延伸にかかわる施策の話も出ましたが、香芝市としては教育的成長すなわち、知・徳・体のバランスを重視しつつ、地域住民の声や、高齢者への援助、スポーツウィーク・体幹交流の必要性なども大切に考えられています。また、熱中症対策としてのウオータークーラーの設置・活用の方向性が見えてこないことも課題であり、その解決には横の連携が必要とされます。健康日本21にも沿った施策をとっていきながら、今後も運動機会の提供や快適な環境提供に全力を尽くす必要があるとみられています。行政もまた、責任を持ち、施策の充実に努めていくことが求められています。
引き続き保育所や幼稚園における多岐にわたる支援が強く求められる中、医療的ケア児を含むニーズに対するガイドラインの策定といった重要な取り組みを進めることの必要性が確認されました。これらの施策の充実とともに、地域との協調を図るよう進んでいきたい所存です。