令和4年第4回香芝市議会定例会では、重要な議題がいくつか取り上げられた。
特に注目されたのは、令和3年度の決算報告に関する問題である。
この中には健康化判断比率や資金不足比率などが含まれており、市の財政健全化に関する報告がなされた。
市長の福岡憲宏氏は、「実質赤字比率はマイナスであり、市の財政状態は安定している」と強調した。
また、旧モナミホール除却工事の請負変更契約についても報告があり、増減額について詳細な説明があった。
この契約は、予想を上回る工事内容の変更によるもので、必要な措置がとられた。
香芝市職員定数条例の改正案も審議され、職員の育児休業に関する新たな条例改正も提案された。
育児休業については、男女共に取得しやすい環境作りが求められている。
福森るり企画部長は、「今後も支援を強化し、職員が安心して育児と仕事を両立できる環境を整えていく」と述べた。
令和4年度香芝市一般会計補正予算も議題に上がり、光熱費の高騰に伴う調整が必要だとされ、担当者は「冬場に向けてのさらなる対策が必要」とし、新たな補正の可能性にふれた。
最後に、議第47号においては介護保険特別会計の状況も述べられ、制度改正による影響についても分析がなされた。