令和3年第3回香芝市議会臨時会が開催された。
この臨時会では、福岡市長が新型コロナウイルスに感染したことが報告された。副市長の小林悟氏が市長の健康状態を説明した。市長は4月26日に受診し、27日に陽性が確認された。現在は自宅療養中であり、通話により公務を行っているという。
今後の市長の公務復帰については、医療チェックを経て調整される見通しだ。市民と議員に対しても感染防止措置が実施され、職員一丸となって業務の継続に努めるとの発言もあった。
本会議の主な議題は、再議第1号の発議第4号香芝市議会基本条例に関するものであった。議会運営委員長の河杉博之氏は、本会議で議決に異議があるため再度審議を行うものと指摘。質疑の中で、再議に付された理由として法令との整合性が挙げられた。
筒井寛議員が質疑を行い、発議第4号に関する委員会付託の必要性について疑問を呈した。委員が多くの意見を述べる中、再議の必要性や付託先の未決定についての懸念が示された。最終的には、会期が5月28日まで設定され、その理由として市長の健康状況を考慮する声があった。
青木恒子議員も委員会付託の理由を質し、議論が白熱。副市長は香芝市の条例が適切であることを強調した。また、質疑を通じて議員達は条例内容の是非や委員会の必要性についての見解を交わした。最後に、全議員一致で会期および議事日程を決定し、散会となった。