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香芝市議会臨時会、感染対策の財産取得を可決

香芝市議会が指定管理者の指定や感染対策の財産取得に関する議案を可決。市民の安全向上を目指す。
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令和3年第6回香芝市議会臨時会が、11月4日に開催された。議会では財産の取得や指定管理者の指定に関する議案が審議された。これにより、市民の安全や福祉向上を図ると期待されている。

今回の臨時会では、主に新型コロナウイルス感染症に関連する2件の議案が審議された。議第51号では、市内小・中学校における感染対策の一環として、空気清浄機を取得することが提案され、契約金額は約4,990万円となる見込み。市長の福岡憲宏氏は「感染対策を進めるため、慎重な審議をお願いしたい」と述べた。

また、議第52号は市内保育所や認定こども園において使用済みおむつの収集を簡素化するための密封パックシステムの導入を提案している。契約金額は約1,892万円で、幼児教育環境の整備として重要視されている。教育部長の澤和七氏は、「運用方法を具体的に検討し、管理責任者との連携を強化していく」と強調した。

質疑応答では議員からの活発な意見が相次ぎ、筒井寛議員からは空気清浄機の性能に関する資料の提出が求められた。さらに河杉博之議員は、空気清浄機の運用方法について具体的な指針を示すよう求めた。教育部長は、「感染症対策の基本として、運用時間を検討し、教室での効果を最大限に引き出すよう努めたい」と答えた。

会議はスムーズに進行し、全議案が全会一致で可決された。この結果、香芝市の子供たちや市民全体の健康や福祉が一層向上することが期待されている。市長は閉会にあたり、議員への感謝の言葉とともに、新年度に向けた事業計画や予算編成への取り組みを強調した。今後も市政において新型コロナ感染症対策を進めていく考えを示した。

議会開催日
議会名令和3年第6回香芝市議会臨時会
議事録
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