令和2年5月12日、東御市では第1回臨時会が開催され、数多くの重要案件が審議されました。
特に市長花岡利夫氏は、経済的影響を最小限に抑えるため、早急な施策を行う必要があると訴えました。この中で、新型コロナウイルス感染症への対策が主題となり、地域医療の重要性や市民の安全確保について強調されました。市長は、地域医療を支える医療従事者への感謝の意も示しました。
また、今回の臨時会では、一般会計補正予算が承認されました。この補正予算は、教育予算や地域振興のための施策を網羅しており、特に新型コロナウイルス関連での影響を考慮した内容となっています。東御市の経済や教育現場への影響を最小限にとどめるべく、補正予算が組まれていることは市議会でも了承されました。
議案第40号については、平成31年度の一般会計補正予算(第10号)が専決処分の承認を求められています。市民に1人10万円が支給される特別定額給付金事業の実施についても承認を得ました。この施策が迅速に行われることで、市民生活の支援につながることが期待されています。
広域連合との連携も強調され、上田医師会と協力して感染症への対策を講じることが求められました。さらに、市長は市民に営業補償を行う必要性を強調し、これからの経済回復に向けた施策形成に向けて、議会のサポートを依頼しました。
また、新たに選任された副市長や教育委員会の委員についても紹介があり、各分野における経験や知識が新たな施策の推進に役立てられることが期待されています。
臨時会の閉会に際しては、今後についても市民への支援方法を模索し、地域経済の安定化に向けた議論が必要であるとの意見も表明されました。今後の施策がどのように具体化していくか、大いに注目です。