令和6年5月14日、東御市にて第1回臨時会が開催された。
この臨時会では、多くの重要議案が提案され、各議員からの賛同を得る形で進められた。
市長の花岡利夫氏は開始時に挨拶を行い、「市民の皆様の期待に応えるために全力を尽くす」との意気込みを示した。特に、市民福祉に関連する補正予算案が注目されている。
本会議では、令和5年度一般会計補正予算や新年度に向けた各種税制改正案が提案された。例えば、議案第45号は、令和5年度一般会計に関する補正予算の専決処分を承認するものであった。総務部長の山田正仁氏は、この補正予算が国や県からの補助金の影響を受けており、その調整が重要であると強調した。
議案第46号,第47号および第48号はそれぞれ税条例の改正に関する承認を求めるもので、こちらも全会一致で可決された。この改正によって、市民生活への影響を最小限に抑えつつ税制の透明性を高めることが目指されている。市民生活部長の小松信子氏は、この改正が経済の安定に寄与すると説明した。
また、教育や福祉の分野においても多くの目標が掲げられ、新たに任命された副市長や教育長が責任をもって市民の福利向上に尽力していく姿勢が示された。
この臨時会では、滋野児童館の建設工事請負契約が提案され、子どもたちが集う場所を確保するための措置が講じられることも決まり、地域の未来を見据える姿勢が伺える場面だった。教育次長の深井芳信氏も、その意義を強調した。
全体的に充実した内容であった今回の臨時会は、議員の活発な意見交換を経て、多くの議案が承認され、今後の東御市における政策展開に期待が寄せられる。最後に市長からは「市政運営に力を尽くす」との力強い決意表明がなされた。他の新たな人員選任についても同様に質疑を経て可決され、本会議を無事に終了した。