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脱炭素の進展や交通安全教育の強化が決議、地域振興も推進

議会で脱炭素社会への取組が進展中。市民参加の交通安全教育の実施も強調。
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令和5年6月東御市議会において、様々な議題が討議された。特に「脱炭素社会に向けて市の取組について」の議論が注目を集めた。村山弘子議員は、脱炭素先行地域づくり事業の進捗を質問した。市民生活部長の小松信子氏は、国に申請した事業が採択され、再生可能エネルギー利用の推進や省エネルギー管理の取り組みを進めていると述べた。

また、地域電力会社の設立計画についても言及され、市民の意見を取り入れる姿勢を強調した。特に注目されたのは、具体的な財源の問題であり、国からの補助金によるサポートを利用した計画の実行性が、今後の大きな課題であると認識されている。

次に「まちをきれいにする取組について」が議論された。市民生活部長の小松信子氏は、6月を「まちをきれいにする月間」とし、市民や企業、団体が協力して環境保全活動を推進していると報告。また、定期的な清掃活動の成果や市民の協力について触れ、さらなる参加を呼びかけた。市民のコンビニエンスおよび便利さを向上させるため、ボランティアの活動を支援する体制も整えていると述べた。

さらに「市のワイン振興について」が議題に取り上げられた。産業経済部長の瀬下澄仁氏は、特区制度の活用により、新たなワイナリーの開業が見込まれ、地域振興に貢献をしていると述べた。具体的には、ワイン業界の拡大を目指す施策や観光戦略について、詳細に説明され、期待が寄せられた。

その後、高齢者や子供たちに向けた自転車安全教育、ヘルメット購入補助などが議題に上がり、具体的な施策の実施状況が報告された。市の交通安全教育プログラムが充実している点が強調され、特にヘルメット着用を促す啓発が重要視されている。

最後に、東御市は、遺族に優しい窓口サービスとして、お悔やみコーナーの設置についても検討を進めている。老朽化した施設の解決策として、地域の空き家問題への取り組みも重要だと認識されており、特に空き家バンクの登録促進活動に力を入れる方針を示した。

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議会名令和5年東御市議会6月定例会
議事録
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